炎天下のお墓参りお体お気をつけください
例年よりは少ないとはいえ、炎天下の厳しい暑さの中、
多くの方がお墓参りにおみえになっておられますが、
くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
コロナウイルス禍にあって、しかもこの激暑の中、ご先祖様もお喜びになられていることは間違いないと思いますが、汗だくでお参りされているお姿をお見受けすると、やはり自身の体を一番に思いやることをご先祖様も望まれているのではないかとも思ってしまいます。
願成寺において永代供養の位牌を安置しております寿光殿、遺骨を埋葬する納骨塔ともにたくさんのお供物とお花を添え、盂蘭盆会の供養を奉修させていただきました。今年は、僧侶のみによる供養となってしまったのは残念ですが、どうぞご安心ください。
この時期、蓮は、花びらは散り花托だけが焼けたようになっているものですが、今年は桃色の花と白い花が一輪づつ、正門すぐの通路を挟んで、向かい合う恋人のように咲いています。桃色の方が葉でさえぎってそっぽを向いてしまったようにも見て取れたりもしますが・・・いや、恥ずかしがっている所作のような笑。
蓮の花は、毎年力強く咲いてくれます。子孫であるみなさまが来年もまた元気に夏を迎えてくれることが、ご先祖様の一番の願いではないかと思います。くれぐれもご無理なさいませんよう、お体お気をつけください。