苦労厄災を 浄火で焼き尽くす
親王祭(苦労消除祭)は、「苦悩」のうちにお亡くなりなられた当山開基、阿保親王の御霊を供養し、寺名にもございます阿保親王の「願成就」、即ち「国の平安と民の幸せ」を祈念する「親王祭」と「諸願成就」のお祭りです。
皆様よりお預かりした「苦」・「願」を山伏修験者が焚く大護摩の浄火にて焼き尽くします。
この行事は午前11時頃より親王堂前において東福寺山内和尚方による読経の後、吉野修験の中心、奈良洞川真言宗醍醐派大本山「大峰山・龍泉寺」の大和尚御導師のもと山伏修験者が東福寺内を練り歩き、東福寺の諸堂前にて厳粛なる読経が修められます。
お練りの後、親王堂前においてお預かりした巻物・護摩木を浄火にて焼き尽くす大護摩焚供養が厳修されます。 法要後は残り火の上を素足で渡り、無病息災を祈る火渡りの行に参拝者もご参加いただけます。
当日、境内には屋台も出て、どなたでも自由に御参詣いただくことができます。また本堂も開放いたしますので、庭園を眺めながらお食事をしていただくこともできます。 ぜひ、ご家族やご友人とご参拝ください。
皆様の「諸願成就」を祈念すべく護摩木もお預かりしています。 11月3日親王祭の大護摩の浄火にてお焚き上げ、御祈祷致します。 皆様の「願い」を一本の護摩木に一つお書きください。 表にお願い事、裏に名前をお書きください。
【祈願 例文】 「厄除開運」 「苦労消除」 「心願成就」 「社運隆盛」 「金運向上」 「家内安全」 「諸病平癒」 「息災延命」 「安産祈願」 「身体健全」 「諸縁吉祥」 「良人必現」 「子孫長久」 「学業向上」 「交通安全」 「商売繁盛」 「試験合格」 「芸事上達」
上記例文以外に祈願事がありましたら、ご自由にお書きください。