願成寺の秋化粧
庭園に紅葉が積もり始めました。
まだかまだかと紅葉の色付きを気にしていましたが、気がつけば本堂の庭園は、散りゆく紅葉で緑色の杉苔絨毯が赤く染め上げられようとしています。今年は散り始めるのが少し早いような。
一方で山門の紅葉は、今年もまた左右の息が合いませんでしたね。左右が一緒に赤く染まる山門を写真に収めたいなと毎年思っているのですが。なかなかこればかりは。笑
それでも、紅葉に染まる山門はとても風流で、右からみたり、左からみたりと、秋の時間を長く楽しむことができて、それはそれで味わい深かったりもします。
ちなみに、願成寺への道中、臥雲橋から東福寺通天橋への眺めはこんな感じで、茜色の雲海が続いているような見事な紅葉が広がっていますよ。今週末にかけてが一番の見頃ではないかと思います。
かつてのこの時期と比べるとまだまだといった人出には違いありませんが、それでもたくさんの人が秋の東福寺を楽しみにこられています。老若男女みなさんしっかりマスクもされていて。でもその分、この美しい紅葉を愛でる目のにこやかさがとっても印象的です。