願成寺 紅葉と黄色い冬の訪れ
山門の紅葉が色鮮やかに。
山門を彩る紅葉が秋色に染まっています。東福寺への人通りも、例年のようにとはいかないまでも少しづつ賑わいを取り戻し始め、この三連休は多くの観光客の方がいらっしゃることだろうと思います。
境内では黄色い冬の訪れ。
この時期はどうしても赤色に目が奪われてしまいますが、願成寺の境内では、眩い黄色がそこかしこで、さしせまる冬の訪れを示唆してくれています。
石蕗(つわぶき)ですね。石蕗の花(つわのはな)は初冬の季語でもあります。地域によって名前が変わりますが、その名の由来は、艶葉蕗(つやはぶき)「艶のある葉を持ったフキ」という説もあり、フキと同じように葉柄を食用とする地域も。古くは、解熱、解毒の薬用、漢方薬として使われている植物でもあります。
花よりも葉や茎の部分が注目された由来があるとは意外ですが、寒くなるこの季節に鮮やかなコントラストで黄色い花を咲かせてくれる姿はとても美しくて、日本庭園に重宝されるのも納得できますね。
願成寺へお参りいただく際は、しばし足を止めていただいて、黄色い秋も楽しんでいただければと思います。